キィの日記

趣味のお話とか

83 誰も太陽を見ることは出来ないけれど

柱にくくられてさらしものになっても、俺は存在するし、太陽を見ているんだ。太陽が見えなくたって、太陽の存在することは知っている。太陽の存在を知ってるってことは、それだけで、もう全生命なんだよ。 ※ドストエフスキー 原卓也(訳)『カラマーゾフの兄…

82 使い切った後のリップクリームは軽かった。

医薬部外品、4グラム。緑色のパッケージをしたロート製薬のリップクリーム。僕はコイツをつい昨日使い切ったので、今日ドラッグストアで新しいのを買ってきた。 僕がリップクリームを買い換えるという経験は、これが初めてであった。ずぼらな僕は最近になる…

81 ファ・ユイリィがアーガマでカミーユ・ビダンに再会した時の感情=成人式の全身ユニクロ人間

エゥーゴとティターンズの戦いの中、自身の住むコロニーを破壊された少女ファ・ユイリィは、同じコロニーに住んでいた幼馴染の少年、カミーユ・ビダンと別れることとなる。 カミーユは成り行きで乗り込んだエゥーゴの戦艦、アーガマ所属の少年兵となり、ガン…

80 君は教室の片隅で黒猫の絵を書いていた。

僕達がまだ中学生だった頃、君は教室の片隅で黒猫の絵を描いていた。 ノートに黒猫の絵を描いていた。 俺妹の黒猫の絵を。 君は黒猫の瞳をよく描いていた。 緋色に輝く瞳を描いていた。 君は黒猫の瞳に夢中だった。 やがて彼女は恋をした。 好きな男のところ…

79 元旦には、世界を救いに行かなくちゃ

元旦の日には、世界平和をお願いしに行かなくちゃ。 どうして? この手のお願いはねぇ、お願いをやめちゃうと、一層ひどくなってしまうものなんだよ。「あ、もういらないのね」って具合に。だから初詣の時には、世界平和をお願いしなくっちゃあ、いけません…

78 今年読んで面白かったやつら

少女革命ウテナ 本じゃないじゃん!いいだろ!メディアなんだから!メディアは読み物なんだから! 今年最も大きな僕の感情の一つです。ウテナ。 関係性の暴力で重いストレートを顔面にラッシュしてくるアニメ。 これを観てから自分が「関係性」に着目するタ…

77 クジラは沖へ帰るのか

君が苦しんでいる時、君の隣にあるべきは僕のはずだった。 それが、なぜだ? いつ僕は、君の大切なものを、壊してしまったのだ? 僕は目が悪いんだ。いつか太陽を見ようとして、燃やしてしまったんだ。 僕が走り回って壊してしまったもののうち、一体どれが…

76 12月25日、嘘つきは全員燃えて灰になる

なーにが「クリスマスは爆発しろ」だよ。お前たちはそうやって爆発派という徒党を組んで連帯感とか楽しんじゃってるワケ、でしょ?まるで自分たちは不幸で哀れで怒る権利があるみたいにさあ。バカかよ。恋人がいる状況よりもずっとずっと楽なんじゃねえのか…

75 クラフトワークが好きだった吃音持ちの君

僕が高校を辞めたその日、手続きを終えて職員室から去っていく僕を呼び止めた君はクラフトワークが好きな吃音持ちの少年だった。その時の僕は、誰にも触れられたくなかったので、俺に触れるな!とかなんとか、よくわからないキレ方をして、僕は君を振り切っ…

74 「セックスしたいアイマスのアイドル」みたいなユーモア

すげーキモい。やってる本人も分かってるんだろうけど。一番嫌なのは自分がそういうユーモアに同意してしまうところがあるってとこ。 そりゃアイドルだって人間だから、そういう事と無縁じゃないんだろうけれど。そういう事に興味を持たないアイドルもいるだ…

73 聖なる盾、拾ったエロ本、ラベル

金曜日はシャワーをしないで眠った。早朝のバイトから帰った後、大学をサボってハースストーンの酒場の喧嘩をひたすらやっていた。いつの間にか夜になっていた。僕は喧嘩をクリアする事が出来ないでいた。聖なる盾を貼りまくる敵がどうしても倒せないのだ。 …

72 入院したい

僕が小学生の頃の話だ。僕の父が網膜剥離で一月だか、二月だか入院したことがある。典型的な仕事人間にとっては、長期間仕事から離れるのは人生で初めての事だったに違いない。 その間、父はひたすら小学生向けの伝記マンガをひたすら読んでいた。母が僕に買…

71 カラマーゾフ、スラムダンク、カードキャプターさくら、まどか☆マギカ

かったるいので大学は休みにした。というのも最近僕は大学で勉強していることよりも別のことに興味が向いてしまって、まるで手につかないのだ。 それはサークルで書いているシナリオのこともそうなのだけれど、それと同じくらい「なぜキリストは荒野の誘惑に…

70

サークルで作ってるノベルゲームのシナリオの締切が迫っている。プロットは出来ているので、あとは肉付けだけなのだが、どうも体の調子優れず、全てが面倒くさい。本当に。ひたすら面倒くさい。なんだこれ。 今日も6~9時のバイトから帰ってきた後、寝て、…

69 無限のリヴァイアス 和泉こずえ 尾瀬イクミ

無限のリヴァイアス観終わった。 あのさぁ~~~~~~~~~~~和泉こずえ?お前だよ、お前。ちょっとツラ貸せヨ。えぇ?なんなんだオメーはよォ。 俺はね、許されないと思うよ。 こいつはねぇ、尾瀬イクミっつーメサコン男を利用して気持ちよくなってると…

68

休日はボーッとユーチューブなんか見てる。ほんと、これといって何か積み重ねたような気が起きないのに、時間だけが過ぎてる。すごいぜユーチューブ強いぜユーチューブ。ログインいらずで、シークバーは自由自在(僕がNTTにみかじめを払っている限りはね)。…

67

元来、僕には、酷い道化をしてやりたい気分になる時がある。スクランブル交差点の中心でオナニー・ショーでもしてやりたい気分にだ。自慢じゃあないが、現実世界の僕を知る人間の多く……所謂「善良な人々」は「君は真面目だねえ」なんて評価を下すのだ。真面…

品田遊『名称未設定ファイル』 感想

我々が住むインターネットで日夜起こる出来事をテーマにしたものを主として取り上げつつ、インターネット要素はそれほどでもないSFまで、品田遊が自分に書けるものを出来るだけ沢山持ってきてくれたショートショート集。 17篇すべて面白い。 だが、特筆すべ…

65 ア、糞

秋ハ夏ト同時ニヤッテ来ル。と書いてある。 夏の中に、秋がこっそり隠れて、もはや来ているのであるが、人は、炎熱にだまされて、それを見破ることが出来ぬ。耳を澄まして注意をしていると、夏になると同時に、虫が鳴いているのだし、庭に気をくばって見てい…

江波光則『我もまたアルカディアにあり』 感想

天国は見つかったか。 我もまたアルカディアにあり (ハヤカワ文庫JA) 作者: 江波光則,loundraw 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/06/24 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (7件) を見る 人の一生は何のためにあるのか。その解答の中で最もポピュラ…

63 テキスト上では主観的時間が流れる

映像を目にした時、30秒の映像であれば30秒、1時間の映像であれば1時間、確実にその時間拘束される。したがって映像というメディアには常に客観的時間が流れていると言える。 対してテキスト上で流れる時間は主観的時間である。1冊の本を読み終わるまでに、…

62 解像度上がる

僕たちが生まれた時、目の前にいた物体は「物体」に過ぎなかった。それが徐々に「人間」と定義され、「助産婦」「母親」「父親」と定義され、少しずつ詳細に対象を認識できるようになる。もっと先へ進めば、それぞれの人間の名前、趣味趣向、生い立ちetc……ど…

61 『響-HIBIKI-』感想

www.hibiki-the-movie.jp 実質『湾岸ミッドナイト』。 『湾岸ミッドナイト』が朝倉アキオ、悪魔のZという神と、彼らに振り回される走り屋の物語であったように。 この『響-HIBIKI-』もまた鮎喰響という天才小説家と、その周囲の人間の物語だ。 『響-HIBIKI-…

60 バイクの免許を手にした。

うおおおおおおおおおおっ。 燦然と輝く「普自二」の文字が眩しい。 これで51cc~400ccまでのバイクに堂々と乗れます。嬉しいです。 教習所に10万くらい払ったので数ヶ月バイクは買えないです。悲しいです。 数ヶ月乗らないと不安だから、時々レンタルで乗っ…

59 バイクに乗ろう

比較的維持が楽で、かつ思いついた時に僕の望んだ場所へ行ける乗り物を探していた。 ※『遊☆戯☆王』文庫版 第16巻より

58 ハンバーガーボーイ4コマ

57 『SWAN SONG』 切実に生きることについて

こんな糞みたいな世界で何かを望むのって本当に疲れると思います。そして、「僕は何も望んでいません」と何らかの形でハッキリ表明しようものなら、落伍者として蔑まれ罵られ孤立していく。だから「望むフリ」「希望するフリ」をして生きていかなくちゃなら…

56 短編小説を書きました。(鯨探し)

kakuyomu.jp 『鯨探し』というお話を書きました。頭のオカシイ大学の先輩に連れられて、山へ鯨を見に行くお話です。 もし良かったら読んでください。

55 以前、短編小説新人賞に出した小説を公開します

以前どこかの記事でコバルトの短編小説新人賞に小説を投稿したというお話をしていましたが、すっかり全体に公開するのを忘れていました。 特に賞とか貰ったりどっか紹介されたりは無かったので公開しても大丈夫だと思います。 kakuyomu.jp 良かったら読んで…

54 宿題

期末レポートが迫ってくる。別に大した物ではない。取り掛かればすぐ終わってしまう程度のものだと思う。 が、書けない。というより書く気がない。面倒くさい。 大体、僕は昔から宿題というものが嫌いなのだよね。外から勝手にやってきて、ストレスを課して…