ウンコとカレーとクジラについて
クジラは「カレー味のウンコ」と同じ類の概念である
よくある「究極の選択」の1つに「カレー味のウンコとウンコ味のカレーならどちらを食べるか」という物があります。
食べられそう、食べられなさそう、という相反する性質を交換してさぁどっちという遊び。
クジラもまた魚みたいな見た目なのに、哺乳類に分類される生き物です。
ウンコ味のカレー風に言えば「魚味の哺乳類」といったところでしょうか。
見た目か中身か
人が物を定義するにあたって、その手段は大きく分けて2つあります。
1つは見た目。見たまんまの姿形からどこに分類するかを決める方法。
もう1つは中身。中をよく分析してみて初めて決定する事が出来る高度な分類方法。
この2つのうち、クジラを魚でなく哺乳類であると定義した科学という派閥は中身を重視する傾向が強いと言えるでしょう。
科学者はウンコ味のカレーを食べる
見た目よりも中身を重視する科学者という人達は、ウンコ味のカレーを食べます。
科学の恩恵にあずかっている私達一般人もまた、同じようにウンコ味のカレーを食べるのでしょう。
しかし、ウンコに限りなく近いカレーの事を、我々は本当にカレーと定義することが出来るのでしょうか。
クジラはやっぱり魚なんじゃないの
クジラを分解して調べる、という非常に面倒な作業をして初めて、クジラは哺乳類に分類されます。
しかし、それだけの面倒をやって色々調べてみたところで、クジラの見た目は明らかに魚のそれであるし、生活しているのも地上ではなく海なわけです。
ウンコ味のカレーもまた、成分を調べたり色々と科学的な調査をして、科学が「これはカレーだ!」と太鼓判を押しても、味も風味も限りなくウンコなわけで。
だとすれば、結局のところ「内面を信じるか?外面を信じるか?」という信仰の問題でしかありません。
「でも、カレー味のウンコは、食べたらウンコだからお腹を壊すけれど、ウンコ味のカレーならばお腹は壊さないだろう」
という人もいるでしょう。
しかしカレーの定義には「お腹を壊すか否か」という物は含まれていないのです。
例えば、腐らせてしまったカレーの事を、我々はウンコとは呼ばないでしょう?
ならば「カレー味のウンコ」は「食べたらお腹を壊してしまうカレー」と言い換えることも可能ではないでしょうか。
哺乳類のクジラが海で生活し、魚のような見た目でいるように、カレー味のウンコもまた、味も風味もカレーな究極のウンコなのだから。
【重大発表】ポッポのポテフラ、変わってる【恐怖】
仲夏のみぎり、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私、キィは、先日衝撃の真実に気づいてしまいました。
ポッポとは
こいつです。ヨーカドーの中心にある、こいつです。
専門店が増え続けるフードコート界にあって、未だファミレス的に色々なメニューを取り揃えるフードコート界の首領であります。
先日、私は『ポッポのポテフラ細いか太いか』問題について母と真剣に議論をしておりました。
僕「お太い!」
母「お細い!」
僕はケンタのポテトに近い太タイプのポテトだと主張したのですが、母はマックタイプの細ポテトだと主張したのです。それじゃフードコートに大体鎮座してるマックと差別化できねーだろ。
結局議論が平行線を辿った為、我々はヨーカドーに真実を確かめに行く事に…。
「山盛りポテトをご注文のA○×番のお客様~」
おばさんの声がフードコートに響き渡り、ついに真実は白日の下へ。
ポッポのポテフラが変わってる
な、なんじゃこりゃああああああああああああああああああああああ
まんまマックのポテフラじゃん…。入れ物も変わってるし…。
僕が想像してたのはこっち!
※この写真も中身は僕の想像してる奴じゃない。僕が想像してたのはこの発泡スチロールの容器にもっと太いケンタタイプのポテフラが入ってるやつ!
こんなのポッポのポテフラじゃないよう。
まあ、マックタイプはそれはそれでおいしいからいいけどさ…。
10年以上前に消えていたらしいケンタタイプ
ポッポのポテフラに関するブログ等を調べてみると、大体10年程前には既にケンタタイプの太いポテトフライを採用しているポッポは無くなってたみたいです。
ごめんなポッポ…ちゃんと食っときゃ良かったよ!
血液型占いにケチつけてる奴ヤバイ説
よう、おめーら。血液型占いやってるか?俺は毎日やってるぜ。
でもよう、そんな俺の血液ライフを邪魔する奴が……。
血液型占いアンチ
世に存在する陰謀のうち実に9割以上は事実無根の妄言である。
でもこいつらだけは本当に存在する。
――血液型占いアンチ――
彼らは血液型占いの撲滅を目論んでいる我々人類の宿敵である。
そんな彼らの生態を今日は解き明かしていこう。
占いに科学的根拠を持ち込む科学の狂信者
彼らは科学の狂信者である。
こちらが
「へぇ~。○○君ってO型なんだ~!じゃあ結構大ざっぱなの?ワラ」
と聞くと
「デュフッwwwwww血液型で性格なんか分かるわけないでござるよwwwwwwwwwそんなこと言ったら純血のブラジル人は全員大ざっぱござるwwwwwwwww」
などと。
きめーんだよクソオタクがよ。
俺が大ざっぱっつったら大ざっぱなんだよ。
純血のアラジルだかミソジルだか知らねーが大ざっぱなんだよ。
俺が右って言ったらてめーも右って言えよ。
んなこと言ったらてめーはタロットで引いたカードに科学的根拠を
本当に血液で性格なんか分かるの?
結論から言うと、わかります。
かの有名なギャング、ブローノ・ブチャラティは汗の味から相手の心を読み、交渉を有利に進めていました。
※公共のバスの中、初対面で15歳の汗を舐め取る20歳。当時Twitterがあったら撮影・拡散されてMAD素材確定である。(2001年頃の出来事)
ジョジョの奇妙な冒険(第5部) 黄金の風 文庫版 コミック 30-39巻セット (化粧ケース入り) (集英社文庫―コミック版)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/04/08
- メディア: コミック
- 購入: 22人 クリック: 361回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
汗を舐めて思考がわかるならば、血でもわかるはずです。
精液でもうんこでもしっこでも同様でしょう。
僕も自分の精液を啜った事がありますが、その時は自分の「ずるずるして気持ち悪い」という感情を読み取ることが出来ました。
うんことしっこは試したことはないですが、「カレー味のうんこ」「りんご味のしっこ」のような賞味しやすい物が誕生したら是非一度挑戦してみたいです。
書評 秋山瑞人・『猫の地球儀』
二冊でワンセットよ。
あらすじ
地球の周囲を回っている、「トルク」と呼ばれるコロニーらしき場所。既にトルク内の人類は滅び、そこでは人間並の知性を持つ猫達が生活していた。
猫達は「大集会」という宗教組織を結成し、トルクを統治していた。
大集会には悩みのタネがあった。地球への上陸を目指す科学者集団「スカイウォーカー」だ。
大集会の教えでは「死んだ猫の魂は流星となって地球へ落ちる」となっている。もし、スカイウォーカー達が地球上陸の為の研究成果を吹聴し、社会が混乱してはマズイ。
故に、大集会はスカイウォーカー達を異端者とし、粛清してきた。
37代目のスカイウォーカー・幽(かすか)は先代のスカイウォーカー達の研究成果を元に、ついに地球突入用のポッドを完成させようとしていた。
しかし、完成直前、取引相手のヤクザのミスで、アジトの場所が大集会にマークされてしまう。
幽は大集会の目を誤魔化すため、スパイラルダイブという格闘技に目を付けた。
スパイラルダイブとは、今、猫達の間で大人気の格闘技である。優勝者は大集会さえも震え上がる権力を手に入れる事が出来た。
幽はスパイラルダイブ最強の猫・焔(ほむら)に野良喧嘩を売り、勝利した。スカイウォーカーの科学技術の前ではスパイラルダイブ最強の猫も赤子同然である。
負けず嫌いの焔は必ずリベンジを申し込んでくる。そして、「自分の獲物である幽には手を出すな」と大集会を牽制してくれるに違いない。
幽の計画は成功した。しかし、焔はそれだけで終わるほど単純な相手ではなくて……。
猫版Falloutだったり、Kerbal Space Programだったり
※Fallout:ご存知核戦争後の荒廃した世界を生き抜くゲーム。ベセスダ・ソフトワークスが制作した3と4が特に有名。
※Kerbal Space Program:通称KSP。緑色の生命体(通称:緑君)の為に宇宙船を設計し、太陽系を制するゲーム。最近では緑君を非人道的なロケットに乗せ、燃やしたりする遊びが流行っている。
人間の痕跡が確かに残るトルクを猫達が歩き回っている描写がFallout的で素敵。幽の宇宙船作りも(僕にはそれが妥当な描写なのかわからないけれど)KSPみたいで楽しい。
秋山瑞人が学生時代に書いた小説のスピンオフと言うだけあって、「好きなもの全部乗せ丼」感がすごい。
終末世界と宇宙開発。というだけでも書けそうなのに、そこに格闘技要素とか、宗教と科学の関係性とか、それに伴うディストピア的要素とか、あらすじでは触れなかったけれどロボット要素とか、そもそも登場人物全員猫なところとか、とにかくモチーフ過多。
それでも1本の小説で、しかも電撃文庫がゴーサインを出す程度には平易な文章で形にしてしまうのだから秋山瑞人は恐ろしい。
ポストアポカリプスとか、ディストピアとか、宇宙とか、男の意地とかロマンとか、猫とか、そういうのに興味がある人は読んで損しないと思う。
児童文学と一般文芸の間にある物語、という意味で正しくラノベラノベしていて読んでいて気持ちがいい。やっぱりラノベはこうじゃないと(あなたがライトノベルと思うものがライトノベルです。ただし、他人の賛同を得られるとは限りません。)。
紙の本はもう絶版ぽいので紙が欲しい人は近くの本屋の売れ残りか古本を探そう。
ヤベー奴だな、って思われたいよぉ~、という
ヤベー奴だと思われたくないですか?
皆さん、ヤベー奴だと思われたくないですか?
僕は思われたいです。
もうこの発言が既にヤベー奴ですね。
みんな、ヤベー奴になりたい
とあるメンヘラのコミュニティでは、ブロンを沢山飲んだ奴ほど、偉いのだそうです。
とある障害者のコミュニティでは、より高い等級の手帳を持っている奴ほど、偉いのだそうです。
とある動画投稿者のコミュニティでは、無修正のAVをサイトに投稿し、消された奴ほど、偉いのだそうです。
全て伝聞なので、よくは知りませんが…。
ヤバい、というコミュニケーションツール
皆さんは、ARuFa、という人物をご存知だろうか?
大人気ブロガーで、曲も作れて、ケツにプロジェクション・マッピングをしたり出来るスーパー面白インターネット生命体である。
そんな彼が、自身が所属する株式会社バーグハンバーグバーグの社長、シモダ氏とのインタビューでこんな事を言っていた。
—まずはお二人の子どもの頃の話から伺いたいです。そもそもARuFaさんは何がきっかけでブロガーになったんですか?
(中略)
ARuFa:小学校低学年くらいまでは、恥ずかしがり屋さんで大人しい子どもでしたね。
シモダ:へぇ。……まぁ、そんな気はするかも。
ARuFa:クラスの人気者になりたかったけど、足も速くないしドッヂボールも弱いしで挫折してたんです。でもある日、『面白さ』でクラスナンバーワンになった友達がいて。「あ、そういう方面の人気者もいるのか」と思い、その日のうちにキャラの方向転換をし、砂場の砂をバクバク食べるパフォーマンスをして人気者になりました。その時のあだ名は「ヤバいマン」です。
クラス内でのキャラ付けに必死だったARuFa少年の涙ぐましいヤバさに感動してほしい。
クラスで人気者になるための方法は色々あるけれど、最も手軽なのは「ヤベー奴」になることだ。少なくとも、毎日毎日サッカーボールを蹴り続けるような努力はいらない。
ただ、屋上から飛び降りるような度胸があればいい。
それが明るいヤバさならば、コミュニティは君を拍手喝采で迎えるだろう。
それが暗いヤバさならば、コミュニティは君を畏怖し、ある種の信仰を捧げるだろう。
ヤバいことは正しくコミュニケーションツールである。
1人ぼっちにならない為の知恵である。
ヤバさ万歳!狂人万歳!
そろそろ、ヤバくなりたくなったでしょ?
難しそうな本といえば…『罪と罰』!
読んでいるだけで頭良さそうに見えるけれど、内容は誰も知らない本第一位
あらすじ
僕は天才法学部生のラスコリニコフだ。でも金が無くて大学を追い出されてしまった。僕のような才能ある若者が愚民共のせいで潰れるのは絶対におかしい。そう思った僕は性悪サラ金ババアのアリョーナをぶっ殺して金を手に入れてやったぜ。金だって性悪サラ金ババアの下で使われるよりも、僕のようなスマートな人間に使われた方がいいに決まっている!
だが僕は、現場を目撃した無関係のアリョーナの妹までも口封じの為に殺してしまった!
僕は完全犯罪を成し遂げたが、アリョーナの妹を殺してしまった罪悪感に苦しめられる…。
そんな折!ムカつく予審判事のポルフィーリが僕の所にやって来た!
「キラ!お前は今ロシアのサンクトペテルブルクにいる!」
「なんだと!」
「やっぱり人間って… 面白!!」
罪と罰は実質デスノ!
「社会の為になることなら殺人だってOKだぜ」というラスコリニコフの思想は夜神月そのもの!(功利主義的って言うんだって!明日学校で自慢しよう!)ポルフィーリィ登場以降の頭脳バトルシーンも月とLの対決を彷彿とさせるね!
まあラスコリニコフは月と違って、予定外だったアリョーナ妹殺害の罪悪感に苛まれてメンヘラが酷くなっていくんだけれども。
そういう長ったらしい暗ーい心情描写が重いから、エンタメ的に読めるかどうかはその人の体力次第。だから手放しでは勧めないけれどそこまで難しい本ではない!よ!
登場人物のアダ名多すぎ!
ロシア文学は登場人物の呼び方がめっちゃ多い!
これがちょっとネックだから読む時は人物表をコピーして栞にしながら読もう!
登場人物の呼び名の例(詳しくは上の相関図を見ろ!)
主人公 ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコリニコフ…ラスコリニコフ、ロージャ
ヒロイン ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードヴァ…ソーニャ、ソーネチカ
主人公の妹 アウドーチヤ・ロマーノヴナ・ラスコリニコヴァ…ドゥーニャ、ドゥーネチカ
謎のホモ ドコロフ・トオノスキー・ヤジューコフ…淫夢のやべーやつ、真夏のおっさん、真実のおっさん、夏夜のおっさん、ジュッセンパイヤー、ヤジュセン、ジュウヤーのパイセン、マナインのジュセ、4章の眠らせてくる奴、ぱいぱいやじゅ美、タドちゃん・コロちゃん、フェラうま男、ドデカ・マクラ、関本賢太郎、夏の字、ネムラス4世、じゅうちぇる、ヤ・ジウ、聖イキスギウス、アォン・サーッ・ブー・チー、ヤーパン、THE BEAST
ロシア人は本名とアダ名が違いすぎて読みにくすぎ!アダ名表の書いてある栞を標準装備してほしいところ。
教室で見せびらかしながら読もう!
ブックカバーなんて言語道断!こんなカッコイイ本を読んでいる自分を演出しないなんてもったいない!
友達や先生に見せびらかして自慢しちゃおう!
貧乏大学生の皆さんへ
今奨学金を返済できないなら絶対に読まないで下さい。主人公がリアルすぎて、ほぼ100%その場で強盗殺人してしまいます。
DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/02
- メディア: コミック
- クリック: 211回
- この商品を含むブログ (925件) を見る
Twitterやめたらめっちゃ時間余る
勉強しろ!!!!!!!!!!!!!!!
めっちゃ時間が余る
まじで余る。やばい。
このツイート以来実に2年半近く毎日毎日闇のインターネットモンスターとして活動してきた僕にとってTwitterはもはや人生の一部であり、宇宙なのだ。
それをや……め……る……???
もぅマヂ無理。
今DSの電源ぃれた。
マリカしょ・・・
ブォォォォォォォォォンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwイイィィィイイヤッヒィィィィイイイwwwwwwwwwwwwwwwwwww
TLを眺めるのは、ラジオやテレビをずっと点けてる感覚に近い
真剣に集中して見ているならともかく、基本的に無作為に情報を受け取る作業というのは楽だし、疲れない。
僕の場合、1000アカウント近くフォローしているから、画面を弾けば誰かしらの発信を受信できる。
故に深夜帯や早朝は「やっぱTL誰もいねぇw」的な呟きが連続で流れてくる。そういう時間ですら僕は「TLに誰もいない」というエンターテイメントを親しい誰かと共有出来てしまう。永遠に終わらない放課後の駄弁り。
人が絶えない人気掲示板に常駐している人も同じような感じだと思う。
こうなってしまえばもうあとはハマっていくだけで、空いた時間は常にTwitterを見てしまう。読みたい本や観たい映画があってもいつの間にやらTwitterだけで1日が終わってしまう。せっかくニートしてるのにこれはもったいなさすぎやしないか。(そもそも受験勉強しなきゃいけないんだからブログすら書いている場合ではない)
8時以降は全ての情報機器の電源を落とし、10時就寝・6時起床をしてみた
いやーめっちゃ調子いいですわ。最近は起きるだけじゃなくて朝のウォーキングなんかしちゃったりしてね!THE・陽キャですよ。てか陽キャも6時起きのウォーキングなんてやってないから僕>陽キャですよ。今の僕はベテルギウスキャぐらいありますね。
※『この辺にスズ』みたいな感じで小さくSunって書いてるから探してみよう。てか昔読んだ本だとアンタレスよりベテルギウスのが大きかった記憶があるんですが、研究で変わったんでしょうか。
※萩村スズ。かわいい。この辺にスズ。
普通の事を普通にこなすのが一番良い
でも死ぬほど難しい。小学生の頃、親の監視下だと1日1時間しか出来ないゲームをもっとやるために、毎朝4時に起きてコッソリやってた。けれど、大人の僕らにそんなモチベは無い。
ほんの少しの科学的根拠に基づく知識と、精一杯の根性論でしか早寝早起きは成り立たない。(でも就寝前2時間は電子機器触らないっていうのはかなり効果ある気がします)
そもそも、学校や仕事の事情で、10時寝6時起きなんてニートにしか出来ないんじゃないのか…?
とんでもないリソースを要求される早寝早起きだけど、その効果は絶大
時間的リソース、精神的体力的リソース、ありとあらゆるコストを支払える人間にしか早寝早起きは出来ない。
でもその効果は絶大で、今までずっと午後になると眠気があったけれど、ここ数週間はそれが全く無い!頭も冴え渡って勉強も上手くいっている気がするしブログの文章もスラスラ書けてしまう。
皮肉屋の僕がこんなTVショッピングじみた胡散臭い煽り文句を恥じること無く書けてしまう程度には早寝早起きはやばい。
枕元にスマホを置かないことから始めてみよう
「寝る前にTLのみんなに挨拶して…あ!あの人なんか面白いコピペ見つけてる!あ!めっちゃシコい絵!あ!またあの人」
まず!こういう生活をやめよう!勿論、これを本当の本当に楽しみにしているなら続けたほうが良い。でも中には「やめたいけど、気がついたら徹夜している」という人も多いでしょ!やめよ!な!な!な!
※そういう訳だからTwitterのイン率は下がってます。
僕は基本的に自己コントロール力が弱いので、また夜更かし生活になるのでは、と不安でTwitterを開けません。
一応1日何回かはログインして反応等拝見させていただいております。
いつも応援ありがとうございますm(_ _)m
同人ゲーム制作サークルの会議に混ぜてもらった時の思い出
去年、どういう縁か、知り合いのクッキー☆系絵師で構成されたゲーム制作サークル(別にサークルに名前が付いている訳ではないし、本人達もサークルだとは思ってないだろうが、間違いなく同好の士で結成された、緩くも真面目な集団だったので、僕はそう呼ぶ)のグループ通話に数回だけ混ぜてもらった事がある。
特にスキルがあるわけじゃない僕がなぜ誘われたのか、今考えてもよくわからないけれど、とにかく僕はそれに混ざっていた。
初めてのグループ通話
会議は夜10時あたりからゲリラ的に始まる。突然スカイプの通知音が鳴って、そこから始まる。
僕はあまり人と話すのが得意な方ではない。だからかかってきたらすぐに出る。かかってすぐならば1対1になる可能性が高い為、強制的に会話に持ち込める。
なぜコミュ障なのにタイマンに持ち込むのか?
グループ通話においては、既に仲の良い人間同士の世界が出来上がってからでは、僕が会話に参加する隙間は無い。何も出来ずに終わってしまう。故にタイマンに持ち込む事で少しずつ牙城を崩そうと計画したのだ(なんでそんなめんどいグループに入るんだよ!断れよ!)
僕と誰かが話していると、誰かが入ってきて、最近やったゲームの話とか、漫画の話を始める。で、しばらくすると「じゃあこの前作ったとこの続きしよっか」と本格的に会議が始まる。こうなると僕はお役御免。マイクを切って彼らの話を黙って聞くことに徹した。
やはり既にコミュニティが完成されていたという事もあって、中々僕が入っていく隙間を見つけるのは難しかった。メンバーの方も僕に気を使って話を振ってくれたりするのだが「デスヨネ…ハハ…」みたいな返事しか出来なかった気がする。緊張しすぎて覚えてない。
でも会議が始まってしまってからは、僕はただ聞いていればいいので、楽だったし、それでいて面白かった。
でも通話どころか会話自体に慣れてないのに、グループ通話に飛び込んでいく事はやっぱり他人にはおすすめ出来ない…。
緩いけど、熱いやつら
彼らは特に具体的な〆切を設けている訳ではないようだった。互いに仕事や、学校があるからという理由もあるだろう。でも決して不真面目な集団かと言えばそうではなかった。
ケンカのレベルがメチャクチャ高かった
ある日、O君とY君が、ゲームの妥協点探しでケンカをしていた。
Y君「だから!取り敢えず完成させないとダメなんだって!」
O君「特に〆切は無いんだから!こだわれるところまでこだわったっていいだろう!」
戦闘UIに関する議論だった。UIを簡素な物にして、すぐに完成させたいY君と、UIに最後までこだわりたいO君。
どちらが間違っているという話ではない。
完成させる事の大切さ
殆どネットで叩かれてるのを見たことが無いけど、更新頻度がうんこな上に完結する気配が無いベルセルク
事あるごとに「極限まで薄めたカルピス」と罵倒されながらも完結したBLEACH
「偉い」のはどちらか、と聞かれたら僕は迷いなくBLEACHと答える。
作者自身の置かれている状況は色々違うけれど、「完結した」「してない」という差は読者からすると大きい。
「でも今回のゲーム制作は、殆どお客さんなんか居ないんだから、完成にこだわらなくてもいいんじゃないの?」
それも違う。
作る側からしても取り敢えず完成させる事の意義は大きい。
自動インターネットウンコ製造機の僕がクリエイターのなんたるかを語るのはおこがましいかもしれないが、MADも完成させて初めて経験値になる部分が大きいと思う。
途中で終わってしまえば、それは「完成させた!」という成功体験を重ねられないまま次に進むことになってしまう。
いくら〆切が無いといっても、僕らの時間は無限ではない。寿命がある。突然の不幸がある。実際の寿命とは別に「やる気」の寿命もある。
〆切が無いという状態は、目に見えない〆切と戦っている状態に等しい。
こだわることの大切さ
だって面白いじゃん。細部にこだわったほうが。
どうせ、商売目的じゃないならば、納得いくまで作り込んだほうが良いに決まっている。
けど、チームで活動するとなると、いくら商売目的でないとはいえ、それぞれ「納得ライン」は違う。
「納得」は全てに優先するぜッ!!
だから、時にケンカをしなければならない。
STEEL BALL RUN ―ジョジョの奇妙な冒険Part7 コミック 全24巻 完結セット (ジャンプコミックス)
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/08/11
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
結局…
その日、彼ら2人の決着はつかず、結論は次回以降に持ち越しとなった。
レベルの高いケンカの前に甚く感動し、同時に自分が情けなくなって、打ちのめされてしまった僕は、それ以降その会議には出席していない。
一方通行でない、フェアな情熱的建設的会議が、とっても羨ましかった。
こういう妥協するしないの話になると、1人だけ空気が読めない盛り上がり方をしていて、他は冷ややか。というケースは珍しくない。でもこの会議でY君が提案した妥協は建設的妥協であり、O君のコダワリ論とぶつけるだけのパワーがあった。
そういう話し合いの場に参加することは、とても難しい。
大抵は誰かしらのテンションがズレている、という事実があるだけで、平行線を辿り、終わる。
僕は既にコミュニティが完成されているという事もあって、気まずくて最後まで参加していないけれど、納得の行く何かが作られていたらいーなー、出来ればプレイさせて貰いたいなー、と密かに思っている。
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を読んで欲しいッ!
ラノベ作家から直木賞作家にまで出世(?)した桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を読み終わった。
富士ミス時代の表紙
角川文庫版の表紙
…
かっこつけてんじゃねーぞ!!!!!!!!!!
元 は ラ ノ ベ
あらすじ
早く大人になりたい女子中学生・山田なぎさ。そんな彼女のクラスにある日突然やってきたヤベー電波女・海野藻屑。
藻屑は転向後最初の自己紹介で「ぼくはですね、人魚なんです」とハルヒばりの電波自己紹介をするヤベーやつ。リアリストのなぎさとは水と油の存在。ところが、なぎさは藻屑に懐かれてしまい…。
これからあたし、どうなっちゃうのー!?
海野藻屑のライトノベル的キャラ付けが必然性を持っているのがすごい
「自己紹介で奇天烈な事を言って周りにドン引きされるヤベー電波女」という設定を活かすのは結構難しい。なぜならそれ自体で「目立つヤベーキャラクターにする」という目的が達成されてしまうからだ。
野獣先輩は脈絡もなく脱糞するが、そこに必然性は無い。MAD作者の気まぐれで脱糞させられる。ウンコするだけで面白いから。
だが海野藻屑は桜庭一樹の気まぐれで自分を人魚だと言いはっている訳ではない。それらライトノベル的な電波女設定は物語の核心と密接に結びついている。
これは読んでいてすごい気持ちがいい。
読み始めた時に「痛い設定だな~これから大丈夫かよ~」と思っていても、後半、海野藻屑が賢しい子どもであることが分かってくると「あーはいはいそういうことね完全に理解した」と痛々しい電波女設定がすんなり受け入れられるのである。
だからこの作品は、ライトノベルだからこそ出来た作品であるから、普通の装丁にしてカッコつけないでほしいのだ。(乙一がどこかで「ライトノベルのままでは手にとってもらえない客層がいるという事実を覆せなかったという点では、ある種の敗北である」と漏らしていたけれど、やはり切ない)
ちゃんと主人公・山田なぎさの成長物語として成立している
「海野藻屑がバラバラ死体で発見された」という旨の新聞記事からスタートする本作は、レーベルも相まってミステリやサスペンスを期待されやすい。が、本作の本質はそういう部分ではない。スティーブン・キングのスタンド・バイ・ミーのそれに近い、大人になれた子供と、大人になれなかった子供の物語である。
痛々しい青春小説が好きならとにかく読んでくれッ!
ライ麦でも、スタンド・バイ・ミーでも、そういうのが好きならとにかく読めッ!
薄っぺらいから三時間ちょいで読み終わるし角川文庫の表紙なら人前でも読めるッ!
とにかく読めッ!
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: 文庫
- 購入: 31人 クリック: 158回
- この商品を含むブログ (160件) を見る
東大に行きたい。
具体的に言えば『三章を見て東大に合格した男』或いは『ラブひなを読んで東大に合格した男』という称号が欲しい。ものすごく。
そもそも三章とラブひなって何
COATコーポレーションから発売された『真夏の夜の淫夢』の第三章『盗撮!そしてSM妄想へ…』は駒場東大前で撮影が行われた伝説のゲイビデオ作品。チャラめで軽そうな男・桜井(写真中央左の赤シャツ)と、一見マジメそうな主人公だが桜井のオナニーを盗撮してシコる人間の屑・鴻野(赤シャツの隣の緑シャツ)のドタバタ大学生活を描く東大系ゲイビデオのパイオニア的作品。
※ちなみにCOATコーポレーションがよくスカウト活動等を行っていた下北沢は実際に駒場キャンパスへ通う東大生に人気があるらしい。
『ラブひな』は98年から2001年までマガジンで連載していた伝説のラブコメ漫画。東大志望で2浪するも今だに偏差値50のダメダメ浪人生・浦島景太郎と全国模試トップの秀才ヒロイン・成瀬川なるの進みそうで進まないラー油みたいな恋愛が描かれる。前半では浪人生活が、後半では東大生活が描かれる。しかし後半の東大編において殆ど東大の描写は無く、未知の古代遺跡を探検したりしている。
※原作者の粋な計らいによって全巻無料公開されている。
なぜ、そんな称号が必要なのか
・飲み会でウケる
・教授がゲイor腐女子orアニオタだった場合、単位を融通してもらえる
・この称号を目標設定する事でモチベーションに繋がる
・『頭良いけどこんなバカな事が出来ちゃうボク』を演出できる
・マジメ君に会える
・成瀬川なるに会える
・駒場キャンパスと下北沢は近いため、オサレな下北沢男子になれる
・子どもに自慢出来る
・女の子にモテる
・就活で強力な武器になる(人事担当はアナルを差し出して服従する)
少し考えるだけでもこれだけのメリットがある。
でも東大なんて無理じゃん
ラブひなに痛く感銘を受け、成瀬川ズコバコ宣言を行ってから約1ヶ月、僕は東大に行くための方法をずっと考えていた…
※成瀬川ズコバコ宣言(2017年(平成29年)6月20日(旧暦では5月26日))。奇しくもこの日は東大紛争の流れの中で法学部以外の9学部が一斉にストライキを決行した日である。
そもそも東大以前に17で高校を中退してから今日まで3年もの間、闇のインターネット生命体として活動してきた僕に今更受験勉強なんて出来るのだろうか。まして東大など不可能に思える。ズコバコ宣言の日付がストライキ当日というのもサボり癖が最大の敵となる受験生にとっては縁起が悪い。(別にストライキはサボっているわけではないだろうが、同じようなものである)
それでも
きっとこれは、神様が与えてくれたチャンスなのだと思う。アカシックレコードに刻まれた運命が、僕と三章を、ラブひなを、一本の赤い糸で繋いだ。東大という名の赤い糸で…
そういう事なんで、ヨ・ロ・シ・ク!