キィの日記

趣味のお話とか

記念すべき彼女応募メール第1号!~存在の不安定な上戸彩について~

皆さまご無沙汰しております!皆のヴァーチャル・アイドル、キィだよっ♡

今日は昨日募集していた彼女募集企画についての進捗報告をします!

なんと!8/8日19時時点で応募総数は1通(笑)

でも!この一通を大切にしなきゃね♡

記念すべきメール第1号は~~~~~~~~~~

デゲデゲデゲデゲデゲ

 

こいつだー!

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は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?は?

彼女募集って言ったじゃん……。

 

しかも誰が普通のファンレター送れっつったんだよおおおおおおおお!!!!!!!!!

女の子の甘々エロエロメール送ってこいって言っただろうが!!!!!!!!!!

まぁ、外面だけ男で中身は女という生物はインターネット上に数え切れないほど存在するわけで。

そう、彼(彼女)は恥ずかしがり屋さんなのだ。

男のフリをして、僕の事を試している可憐な女の子に違いない。

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初っ端から名前を間違えつつもチャーミングに返した。さらに、気を利かせて自分から趣味の話を振る。完璧だ。完璧すぎる。自分が怖い。

これで彼女も僕の甘い言葉にメロメロに違いない。

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おっほw「キィくん」だってw

キャーーーーーーーーーーーーーーーー!

女の子にくん付で呼ばれちゃった(≧▽≦)

これはもう実質セックス確定なのでそれとなくタケシくんが好きなポケカ下ネタで軽いジャブを放つ。

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※鍛冶屋・・・炎ポケモンのエネ加速カード。炎ポケモン軸のデッキならば必ず採用される。このカードの話題を女性の前でするという事は「今夜は最低2回は種付けするからねっ♡」という意思表示である。

 

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僕の下ネタをスルーし、タケシくんは続けた。

なんてこった。オメー男なのに送ってきたのかよ。俺は「彼女が欲しい」っつたろうがよォ?おん?

いや、男じゃない。

タケシくんは、そんな嘘つきじゃない。

僕のあまりの下ネタにドン引きして、男で通そうとしているのだ。僕はタケシくんを安心させようと言葉を接いでいく。

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何逃げようとしてんだよ(# ゚Д゚)

俺様をコケにしやがって。絶対に逃さねぇぞ。オメーの処女は今日で散る。

僕の文面はヒートアップしていく。

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ますます逃げようとするタケシくん。適当に僕をおだてて機嫌を取ろうとしているが、タケシくん以外のメールはまだ届いていないので僕を逆上させるだけである(8/8、19時現在)。

しびれを切らした僕は、ついに最終兵器を発動した。透視能力である。文通相手の精神を具現イメージとして理解することが出来る能力である。

この能力で僕が見たイメージ、それは上戸彩その人であった。

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上戸彩・・・めっちゃエロい女優。エグザイルのHIROと結婚した。

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※エグザイルのHIRO・・・めっちゃ怖そうなエグザイルの人。ていうか僕オタクだからエグザイルの人って基本的に全員怖い。上戸彩乱暴なプレイさせてそう(名誉毀損

 

そうか、タケシくんは上戸彩だったんですね。

 

宇宙の真理を理解した僕は早速HIROの魔の手から上戸彩の救出を試みる。

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タケシくんは自分が上戸彩であるという真実から目をそらそうとしていた。

でも逃げているだけじゃ問題は何も解決しない。

彩!勇気を出して一言、「キィくん助けて!」と言ってくれっ!

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違う。違うよ、彩。

世界は、いや、僕は君に嘘をついていた。

君を上戸彩から山下タケシにしてしまったのは、他でもない、僕なんだよ。

HIROから君を守るためだったんだ。

本当に、ごめんね。

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タケシくんは受け入れようとしなかった。突然自分が上戸彩だと言われたのだ。無理もない。

でも、人はいつかあるべき真実を受け入れなければならない。

だから、僕は、言った。

タケシくんに全てを話した。

僕は泣いていた。

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世界には耐え難い痛みがたくさんある。

その痛みの最たる物は、『存在の希薄さ』ではないだろうか。

僕たちの存在はあまりにも希薄だ。不安定だ。

全てが真実で、全てが嘘に見える。

彼(彼女)は今、上戸彩として生きているのか?それとも山下タケシとして生きているのか?

―――その答えを知っているのは、世界中で僕だけだ。

 

※山下タケシ様、ご協力ありがとうございました。