ヤベー奴だな、って思われたいよぉ~、という
ヤベー奴だと思われたくないですか?
皆さん、ヤベー奴だと思われたくないですか?
僕は思われたいです。
もうこの発言が既にヤベー奴ですね。
みんな、ヤベー奴になりたい
とあるメンヘラのコミュニティでは、ブロンを沢山飲んだ奴ほど、偉いのだそうです。
とある障害者のコミュニティでは、より高い等級の手帳を持っている奴ほど、偉いのだそうです。
とある動画投稿者のコミュニティでは、無修正のAVをサイトに投稿し、消された奴ほど、偉いのだそうです。
全て伝聞なので、よくは知りませんが…。
ヤバい、というコミュニケーションツール
皆さんは、ARuFa、という人物をご存知だろうか?
大人気ブロガーで、曲も作れて、ケツにプロジェクション・マッピングをしたり出来るスーパー面白インターネット生命体である。
そんな彼が、自身が所属する株式会社バーグハンバーグバーグの社長、シモダ氏とのインタビューでこんな事を言っていた。
—まずはお二人の子どもの頃の話から伺いたいです。そもそもARuFaさんは何がきっかけでブロガーになったんですか?
(中略)
ARuFa:小学校低学年くらいまでは、恥ずかしがり屋さんで大人しい子どもでしたね。
シモダ:へぇ。……まぁ、そんな気はするかも。
ARuFa:クラスの人気者になりたかったけど、足も速くないしドッヂボールも弱いしで挫折してたんです。でもある日、『面白さ』でクラスナンバーワンになった友達がいて。「あ、そういう方面の人気者もいるのか」と思い、その日のうちにキャラの方向転換をし、砂場の砂をバクバク食べるパフォーマンスをして人気者になりました。その時のあだ名は「ヤバいマン」です。
クラス内でのキャラ付けに必死だったARuFa少年の涙ぐましいヤバさに感動してほしい。
クラスで人気者になるための方法は色々あるけれど、最も手軽なのは「ヤベー奴」になることだ。少なくとも、毎日毎日サッカーボールを蹴り続けるような努力はいらない。
ただ、屋上から飛び降りるような度胸があればいい。
それが明るいヤバさならば、コミュニティは君を拍手喝采で迎えるだろう。
それが暗いヤバさならば、コミュニティは君を畏怖し、ある種の信仰を捧げるだろう。
ヤバいことは正しくコミュニケーションツールである。
1人ぼっちにならない為の知恵である。
ヤバさ万歳!狂人万歳!