難しそうな本といえば…『罪と罰』!
読んでいるだけで頭良さそうに見えるけれど、内容は誰も知らない本第一位
あらすじ
僕は天才法学部生のラスコリニコフだ。でも金が無くて大学を追い出されてしまった。僕のような才能ある若者が愚民共のせいで潰れるのは絶対におかしい。そう思った僕は性悪サラ金ババアのアリョーナをぶっ殺して金を手に入れてやったぜ。金だって性悪サラ金ババアの下で使われるよりも、僕のようなスマートな人間に使われた方がいいに決まっている!
だが僕は、現場を目撃した無関係のアリョーナの妹までも口封じの為に殺してしまった!
僕は完全犯罪を成し遂げたが、アリョーナの妹を殺してしまった罪悪感に苦しめられる…。
そんな折!ムカつく予審判事のポルフィーリが僕の所にやって来た!
「キラ!お前は今ロシアのサンクトペテルブルクにいる!」
「なんだと!」
「やっぱり人間って… 面白!!」
罪と罰は実質デスノ!
「社会の為になることなら殺人だってOKだぜ」というラスコリニコフの思想は夜神月そのもの!(功利主義的って言うんだって!明日学校で自慢しよう!)ポルフィーリィ登場以降の頭脳バトルシーンも月とLの対決を彷彿とさせるね!
まあラスコリニコフは月と違って、予定外だったアリョーナ妹殺害の罪悪感に苛まれてメンヘラが酷くなっていくんだけれども。
そういう長ったらしい暗ーい心情描写が重いから、エンタメ的に読めるかどうかはその人の体力次第。だから手放しでは勧めないけれどそこまで難しい本ではない!よ!
登場人物のアダ名多すぎ!
ロシア文学は登場人物の呼び方がめっちゃ多い!
これがちょっとネックだから読む時は人物表をコピーして栞にしながら読もう!
登場人物の呼び名の例(詳しくは上の相関図を見ろ!)
主人公 ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコリニコフ…ラスコリニコフ、ロージャ
ヒロイン ソーフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードヴァ…ソーニャ、ソーネチカ
主人公の妹 アウドーチヤ・ロマーノヴナ・ラスコリニコヴァ…ドゥーニャ、ドゥーネチカ
謎のホモ ドコロフ・トオノスキー・ヤジューコフ…淫夢のやべーやつ、真夏のおっさん、真実のおっさん、夏夜のおっさん、ジュッセンパイヤー、ヤジュセン、ジュウヤーのパイセン、マナインのジュセ、4章の眠らせてくる奴、ぱいぱいやじゅ美、タドちゃん・コロちゃん、フェラうま男、ドデカ・マクラ、関本賢太郎、夏の字、ネムラス4世、じゅうちぇる、ヤ・ジウ、聖イキスギウス、アォン・サーッ・ブー・チー、ヤーパン、THE BEAST
ロシア人は本名とアダ名が違いすぎて読みにくすぎ!アダ名表の書いてある栞を標準装備してほしいところ。
教室で見せびらかしながら読もう!
ブックカバーなんて言語道断!こんなカッコイイ本を読んでいる自分を演出しないなんてもったいない!
友達や先生に見せびらかして自慢しちゃおう!
貧乏大学生の皆さんへ
今奨学金を返済できないなら絶対に読まないで下さい。主人公がリアルすぎて、ほぼ100%その場で強盗殺人してしまいます。
DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/04/02
- メディア: コミック
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