東大に行きたい。
具体的に言えば『三章を見て東大に合格した男』或いは『ラブひなを読んで東大に合格した男』という称号が欲しい。ものすごく。
そもそも三章とラブひなって何
COATコーポレーションから発売された『真夏の夜の淫夢』の第三章『盗撮!そしてSM妄想へ…』は駒場東大前で撮影が行われた伝説のゲイビデオ作品。チャラめで軽そうな男・桜井(写真中央左の赤シャツ)と、一見マジメそうな主人公だが桜井のオナニーを盗撮してシコる人間の屑・鴻野(赤シャツの隣の緑シャツ)のドタバタ大学生活を描く東大系ゲイビデオのパイオニア的作品。
※ちなみにCOATコーポレーションがよくスカウト活動等を行っていた下北沢は実際に駒場キャンパスへ通う東大生に人気があるらしい。
『ラブひな』は98年から2001年までマガジンで連載していた伝説のラブコメ漫画。東大志望で2浪するも今だに偏差値50のダメダメ浪人生・浦島景太郎と全国模試トップの秀才ヒロイン・成瀬川なるの進みそうで進まないラー油みたいな恋愛が描かれる。前半では浪人生活が、後半では東大生活が描かれる。しかし後半の東大編において殆ど東大の描写は無く、未知の古代遺跡を探検したりしている。
※原作者の粋な計らいによって全巻無料公開されている。
なぜ、そんな称号が必要なのか
・飲み会でウケる
・教授がゲイor腐女子orアニオタだった場合、単位を融通してもらえる
・この称号を目標設定する事でモチベーションに繋がる
・『頭良いけどこんなバカな事が出来ちゃうボク』を演出できる
・マジメ君に会える
・成瀬川なるに会える
・駒場キャンパスと下北沢は近いため、オサレな下北沢男子になれる
・子どもに自慢出来る
・女の子にモテる
・就活で強力な武器になる(人事担当はアナルを差し出して服従する)
少し考えるだけでもこれだけのメリットがある。
でも東大なんて無理じゃん
ラブひなに痛く感銘を受け、成瀬川ズコバコ宣言を行ってから約1ヶ月、僕は東大に行くための方法をずっと考えていた…
※成瀬川ズコバコ宣言(2017年(平成29年)6月20日(旧暦では5月26日))。奇しくもこの日は東大紛争の流れの中で法学部以外の9学部が一斉にストライキを決行した日である。
そもそも東大以前に17で高校を中退してから今日まで3年もの間、闇のインターネット生命体として活動してきた僕に今更受験勉強なんて出来るのだろうか。まして東大など不可能に思える。ズコバコ宣言の日付がストライキ当日というのもサボり癖が最大の敵となる受験生にとっては縁起が悪い。(別にストライキはサボっているわけではないだろうが、同じようなものである)
それでも
きっとこれは、神様が与えてくれたチャンスなのだと思う。アカシックレコードに刻まれた運命が、僕と三章を、ラブひなを、一本の赤い糸で繋いだ。東大という名の赤い糸で…
そういう事なんで、ヨ・ロ・シ・ク!