高卒認定試験を受けて参りました。
自己採点したら96/100だったのでまず落ちないと思います。これで僕も「高卒程度の学力を持っている」の仲間入りなわけですね。中卒のまんまなのが辛いところです。
続きを読む高卒認定試験まで一週間を切っている
自分が高卒認定試験を受験するという事実を意識すると改めて「あぁ、僕って中卒なんだなぁ」としみじみする。まぁ、別に珍しい話でもないけれど。ありふれたダメさでコンテンツ化するには少しインパクトに欠ける。僕のリア友にも数人高校中退してる子がいるし。
そのうちの1人、K君は「高卒認定なんて40点取れば受かるんだから楽勝だぞ」と言っていたのだがこれが全然楽勝じゃない。
幸いなことに僕は資格に必要な単位を高校を中退するまでに全て取得している。しかし中退してしまった以上は必ずどれか1教科受験しなければならない。仕方がないので1番得意な国語を選択したのだが、これが存外難しい。真面目系クズ人間の例に漏れず僕は現代文だけはどんな問題が来ようが無勉でほぼ満点なのだが、他はからきしダメなのだ。で、高卒認定試験における現代文の配点はちょうど40点。一問でも間違えれば死である。したがって、リスク管理の為に古文漢文を鍛える事になるのだが過去問を読むとべらぼうに難しい。ネットで調べると「偏差値にして40~45くらいの問題だよ!」と書いてあるが全く信じられない。漢文を完全に切って古文に絞りここ3ヶ月程勉強してきたので多少の自信はあるが、どうにも「よし」となるレベルの自信には至っていない。
大体なんたって今興味の無い言語を勉強せにゃならんのだ。古文漢文で書かれた何かを読みたいと思った時に自分で勉強すればいいではないか。もういっそイヌイット語でも出題したらどうなんだ。今この時この瞬間に古文漢文をやらせる意図はなんなのだ。殺しますよ???
そんな中学生みたいな理屈を述べた所で世間は僕に高卒資格を与えてはくれないので一先ず筆をテキストに走らせるのである……。
爆闘!兄弟喧嘩!譲れない男の意地と意地!
久しぶりに弟と兄弟喧嘩したので報告します。
僕には2つ下の弟がいます。僕はこいつと昔から馬が合いません。なんでかって態度がデカいから。
例えば食卓に箸が無いと「箸!」と言うタイプと言えば伝わるでしょうか。(実際言う)
そのたびに僕は(箸取ってきて、だろーーーーーーー!?!?!?!?!?)と思うのですが僕は植物のように暮らしたい吉良吉影タイプなので黙って箸を持ってきます。
そんな事が積もり積もって年に数度、彼と喧嘩になることがあります。今年は10/25がその日でした。
その日の夜、僕は2階の自室で武田弘光の『いまりあ』というエロ漫画でシコっていました。
※いまりあ
・武田弘光の名作NTRエロ漫画。収録された作品全てがNTRで構成されており、NTR好きにはたまらない一品。僕のお気に入りは表紙の女の子が媚薬風呂に無理矢理沈められてチンポ狂いになるシーン。
ピンポーン。
1階のインターホンが鳴りました。どうせ母さんが出るでしょ……と無視してシコり続けていると何回も何回も鳴り続けました。
こんなに連続で押すのは弟しかいません。そして僕は母親が買い物に出かけている事を思い出しました。
なんでアイツは18にもなって鍵を持ち歩かないんだろう。やれやれ、僕はマイフェイバリットまでページを飛ばし、手早く精液を便器の中へ飛ばしました。
小便でチンコに残った精液を洗い流し、急いで1階に降ります。
ドアを開けると、勢い良く弟が入ってきます。
「なんで開けねーんずや!(訳:なぜドアを開けないのか?)」
第一声からキレる弟。母親が出かけているという事実を冷静に伝えてその場から立ち去ればいいものを、オナニーを邪魔されて機嫌の悪い僕はキレてしまいました。
「鍵ぐらい持ち歩けよ……」
「忘れる時もあるんだいね!(訳:忘れる時もあるだろうが)」
「そんなハナっから声を荒げなくてもいいだろ!」
とにかくこの男は子供の頃から何か気に食わない事があると第一声から攻撃的な発声を行います。所謂その場その場で怒りを精算してしまうタイプ。対して僕の怒りはポイント制で年に数回爆発させるタイプ。そんなわけで僕の怒りは「鍵を持ち歩いているor持ち歩いていない」というくだらない理由でポイント満タンになってしまいました。
居間に移動しながら口喧嘩は続きます。
「俺だって野球の練習で疲れてるんだいね!(疲れているんだよ)」
「疲れてたらどんな態度とってもいいのかよ!」
「オメー↑(津軽弁のイントネーション)が先に声を荒げてきたんだろ!」
「そっちが先だろうが!」
誤解が不和を呼び、不和が戦いを呼び、戦いが悲しみを呼ぶ
その中で芽生えた友情も、愛も、光のなかに溶け込むしかないのか
行くは破壊
来るは破壊
すべて破壊
「劉鳳ォォォォォォォォォォ!!!!!」
「カズマァァァァァァァァァ!!!!!」
※イメージ画像
・2001年に放送していた能力バトルアニメ。熱い男の喧嘩と友情がテーマ。しかし見ろ、あれを見ろ。あれがカズマだ、君島だ。そのクズ、そのバカ、他にはいない。
「うおおおおおおおおおおお!」
僕は弟に渾身のタックルを仕掛けました。が、名門野球部で毎日毎日体を鍛えている弟と、ついこの間まで24時間ひきこもり人間だった僕では大人と子供。勝てるはずもなく……。
「ぐあああああああああああ!」
弟が軽く僕の体を押しただけで僕は床に転がりました。
殺られる……。クソッ、湘南乃風なんか聞いてるやつに喧嘩ふっかけるんじゃなかった……。女の子と媚薬風呂プレイしてから死にたかったなァ……。
僕が後悔しつつ次の衝撃にそなえていると、弟から意外な言葉が出てきました。
「俺が最初『なんで開けねーのか』って言った時は別に怒ってなかったんだいね!そっちが勝手にそう解釈したんだろ!そう聞こえてしまったのは悪いと思うけど、もうそれ価値観の問題だから!争っても無駄!」
急にマトモな事言う?てか最初の怒鳴りはキレてないの?いっつもいっつも客観的に見て攻撃的な口調だから僕も母さんも君について困ってるんだけど?怒鳴りによる怒りの精算に慣れすぎて自分の怒りにも気づいてないの?
色々疑問点はあるものの「価値観の問題」というワードが出てしまえば喧嘩なんて続けられません。対等な立場で起こる喧嘩は基本的に「価値観の問題」というワードを先に出した方が勝ちだと思います。あと、先に謝った方。
全然納得してないし、一々怒鳴るのやめてほしいけど「価値観の問題」を出された上に先に謝られてしまってはもう引き下がるしかありません。
「わかった……わかったよもう!」
謎のキレ方をして二階に戻る僕。なんてダサいのだろう。『スクライド』のBGMが鳴り響いていた脳内は『NHKにようこそ』の切ないBGMに切り替わってしまいました。
振り上げた拳の下ろしどころを失った僕は完全に萎えてしまい、ただただ虚空を見つめました。
しかし、湘南乃風ばかり聞いている弟がそれなりに弁の立つ賢い人間だとわかったので少し安心しました。ただのバカだと思っていたので少し心配だったのですが、これだけ頭がいいならどこへ行っても大丈夫でしょう。気に入らない事がある度怒鳴って精算しようとするのはやはり感心しないけれど……。
マジ早く実家から脱出しないとハゲるわ。
「世界の終わり」とは何か ~スキーター・デイヴィスのThe End Of The Worldについて~
Why does the sun go on shining?(なぜ太陽は輝き続けているの?)
Why does the sea rush to shore?(なぜ海は岸を打ち続けているの?)
Don't they know it's the end of the world?(彼らは世界が終わった事を知らないのか?)
この印象的な歌い出しから始まるスキーター・デイヴィスの『The End Of The World』が僕は好きだ。
この歌の中における「世界の終わり」は「誰か個人に辛いことや悲しい事があって、主観的に世界が終わった状態」を指している。この歌の主人公は何かとてもショッキングな事があって、彼の世界は主観的に終わってしまった。でも世界が終わったのにも関わらずなぜかまだ太陽は輝き続けているし、波も打ち続けている。どうして?というのが冒頭のニュアンスなわけだ。
しばしば僕たちは何かショッキングな事があった時、「終わった」とか「消えてしまいたい」とか呟くわけで。そんな主観世界の崩壊と、それに構わず進んでいく客観世界の連続性が生むギャップ。その描写に成功したこの歌が僕は大好き。だって言い回しがとっても上手いんだもん。太陽や海に向かって上から目線で「Don't they know it's the end of the world?」なんて言っちゃうあの感じ。あの感じの描写。
普段、僕らの世界に対する認識は主観世界と客観世界がほぼ完全に一致した状態で進んでいく。その世界において僕らは不老不死であり、全ての行動は「僕らは明日明後日も問題なく生きており、死ぬことは無い」という前提に基づいて決定される。
その大前提、「僕らは明日明後日も問題なく生きており、死ぬことは無い」という認識にほころびが生じた時、我々は強いショックで身動きが取れなくなる。それはまさに『世界の終わり』と呼ぶにふさわしい。
例えばラブラブのカップルなんか「我々の愛は永遠である」と完全に信じきっている。だが思いの外、半年持たずに別れたりする。そんな時の彼らの表情を思い浮かべれば『世界の終わり』を理解出来ると思う。
でもそのカップルが別れたからといって太陽が消えたり、海が枯れたりはしない。勿論僕らの生活にも一切の影響は無い。それは太陽や海や僕らがカップルにとって客観世界に属しているからだ。対してそのカップルの主観世界はまるで隕石の雨でも降ったみたいに、黙示録のように終わっている。
そういう『主観世界の崩壊と客観世界の連続性によるギャップ』という普遍的認識に血と肉を与える事に成功しているのがこの歌。
本当に好き。
『魔法少女まどか☆マギカ(TV版)』感想 ~大人と子供についてのあれこれ~
まどか☆マギカと僕について
「今更観てもねぇ」そう繰り返しているうちに6年の月日が経っていた。
6年。中学生が成人するだけの年月だ。
僕はリアルタイムでこの作品を見ていない。
2011年の1月~3月のクール。中学1年生だった僕は『お兄ちゃんの事なんか全然すきじゃないんだからねっ!!(略称:おちんこ)』のやっすいエロに夢中だった。いろはちゃんでシコっていた。
なぜ、あんなソフトな深夜アニメノリ全開のエロでシコれたのだろう。その答えを今の僕は持たない。乳首をいじりながらkoe-koe(素人のエロボイス投稿サイト)でシコる今の僕はその答えを持たない。当時の僕のチンコだけが『おちんこ』でシコる方法を知っている。
「6年」とは、1人の少年が『おちんこ』でシコれなくなるという事なのだ。
「think twice」という言い回しについて
最高の限界オタク映画~映画評『タクシードライバー』~
限界オタク・・・あまりにも見ていられない、痛々しい、惨めすぎて見ている方が泣けてくるオタク
続きを読む